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« 約1週間ぶりのネット(笑) | トップページ | 日帰り国外旅行第2弾 ブリュッセル »

2010.06.07

日帰りでオランダ旅行

今週末は土曜日に日帰りでオランダのアムステルダムに行ってきた。
生まれて初めての「陸上移動による国境越え」(笑)。日本に住んでる限り絶対体験出来ないし、ヨーロッパならではの体験ではある。
ちなみにまだマイカーが運転できる環境が整っていないので(保険やら名義変更やら、この国はやたら時間が掛かるのである)、ドイツの高速列車・ICEを使っての移動。
これは日本で言う新幹線、フランスで言うTGV的な位置付けの特急列車である。但し線路は基本的に他の列車と共通。

Amsterdamsta1

デュッセルドルフから時刻表上では2時間10分強でアムステルダムに着く。ただ今回は行きは何か良く分からん車両トラブルで度々停車、帰りは運転席近くの最前列に座ってたらすぐ後ろで酔っぱらいっぽい若い男が大騒ぎしてるので車両を止めて何かやってたりしてこちらも遅れ。とにかく何かあるとすぐ止まってしまうので15分とか20分遅れは普通って感じ。
まぁ昔大事故をやらかしてるだけあって、妙に慎重な運用をしている、という感もあるが。まぁたまたまかも知れんけど。
ちなみに往復で2等客車の客席指定まで行って合計112ユーロ。(1万4千円位か)往復で、だから、日本で同じ時間乗ってる新幹線よりは格段に安い。

で、肝心の国境越えだが、国境の部分ではなぜか線路の両脇に壁があってどこが国境なのかはさっぱり分からんまま越えていく感じ。当然EUの国同士なのでパスポートのチェックなど全く無し。
従って、国境を越えた事を確認するには、携帯電話の接続先の国表示で確認するしか無いのが実際のところ(笑)。
Vodafone-”DE”が、国境を越えるとVodafone-"NL"になる、という感じで。あとは看板の言語が変わる事位か。
でもヨーロッパって、こんな何時間列車に乗ってるだけで全然言語の違う国を跨いで移動出来るってのも変な感覚になるな。
ちなみに車内放送はオランダ語とドイツ語と英語の3カ国語だった。すなわち車掌は3カ国語操れる(もっと言うと、3カ国語を操れないとこの列車の車掌として務まらない)、という意味でもある。

アムステルダムは土曜日で良い天気だったのもあるが、とにかく人が異常に多い。恐らくほとんどが観光客。

Amsterdamsta2

Amsterdam_city1

この市は一応オランダの首都となっているが、実際の政治の施設はみんなハーグにあるので、基本的には観光中心の都市である。
その為かも知れないが、とにかくどの店に入っても、店の人は客が「オランダ人でない」と見て判断した時点で例外なく最初から英語で話しかけてくれる。だから英語しかしゃべれない外国人にとっては少なくともドイツやフランスよりはよっぽどしきいの低い国だ、と感じる。
まだ行ってないが、多分お隣のベルギーも似た感じなんだろうな。(あそこはそこにさらにフランス語も交ざってくる)

御存知の方も多いと思うが、この町はとにかく街中運河だらけで、その運河を船で観光している人も大勢いる。

Amsterdam_canal1

Amsterdam_canal2

Amsterdam_canal3

まず最初に有名なアンネ・フランクの「隠れ家」の展示館に行ってみたが、やはりここは観光客に大人気の場所で、もの凄い行列だったので諦めた。

Af_museum

で、次の目的地へ。今回のメインの目的は、アムステルダムの国立美術館とゴッホ美術館。同じ地域に2件ともある。

国立美術館ではレンブラントとかフェルメールといった有名なオランダ人の絵を堪能 昔の王国の歴史が分かる絵も並んでいて、なんでオランダのサッカーのユニフォームの色(ナショナルカラー)がオレンジなのかも理解出来た。昔のオランダ王国の王家の名前(オレンジ公)から来てるということ。

Rijkmuseum

ゴッホ美術館はその名の通りゴッホの展示が中心 たまたま特別展示で親友のゴーギャンの絵もかなり展示されていた。
ちなみに下記写真の美術館の壁にある名前から分かる通り、オランダでの正式な名字は”van Gogh”(ファン・ゴッホ)と「ファン」までが名字の一部。
尚、オランダではファーストネーム”Vincent”は「フィンセント」と発音する。どこぞやの地方局の番組のキャラの名前にもある「ヴィンセント」はあくまで英語読みで、オランダ地元の読み方ではない。

Vangoghmuseum

改めてゴッホの絵を色々と見ると、精神がおかしくなって最終的に自殺する直前の1,2年(1889~1890年)あたりの絵は明らかに何だか「来てる」な、素人が見ても。常人じゃない精神状態なのが感じ取れる。結果的にものすごい芸術性の高い物になってるんだけど。
それと、このゴッホという人がいかに日本の江戸時代の木版画に傾倒していて、いかにその画法を自らの作品にきっちり取り込んでいるか、というのも展示に説明付きではっきり示されていて面白かった。とにかく日本人が想像する以上の傾倒振りだったらしい。

普段は絵心など無いわしだが、改めてこういう超一流の画家の絵を生で一杯見ると、一流の人の物って予備知識が無くても一流と分かる、という事実に驚かされるな。
絵も音楽も、芸術的な分野には共通する事かも知れんな、と思う。
ちなみに両方の美術館とも、パンフレットはちゃんと日本語版が売られているので安心。

帰りのアムステルダム駅。この時間で6時過ぎだが、今は夏時間&緯度が高いのもあって大体この季節は午後9時半くらいまでは太陽が出ていて昼間の明るさ。ドイツももちろん同じ。

Amsterdamsta3

月曜日からは仕事でスイスに行くので、徐々にヨーロッパの「足を踏み入れた国」も増えて来つつある。
次はベルギーあたりかな。それよりはまずドイツ国内も色々回らなきゃいけないと思うが、それは車を準備してから。

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