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2008.01.27

がめつい商売の理由

さて、昨年から、例えばこの記事の様に、度々その「回収出来る所から徹底的に搾り取る」がめついCDの売り方をネタにさせて頂いている韓国の5人組アイドルグループ『東方神起』。
今年に入っての大量リリースの一環として今週発売された3枚目のオリジナルアルバム『T』であるが、これがまた凄い内容である。
オフィシャルサイトのリリース情報を参照。

CD単体パッケージとCD+DVDパッケージ、これは他のavexのアーティストと同じ形態であるが、今回はそこに何と「2CD+2DVD」という3種類目のパッケージが存在する。
それの税込み価格が何と¥7,000。CDのアルバムの価格じゃないな(^^;;;;)。
しかもCD+DVDのいつものパッケージも価格¥4,200と、ちょっとお高め。まずは価格で微妙に回収額を上げております。

さて、ではそれぞれのパッケージの中身を見ていくと、ファンに複数枚買わせるための、何とも凝った仕掛けがたくさん用意されている。

まず最も高い2CD+2DVD。
1枚目のCDの内容は13曲+ボーナストラック1曲 これはCD+DVDパッケージのCDと内容は同じ。
2枚目のCDはオフィシャルサイトによると『メンバーが作曲、初日本語作詞曲を収録したCD-DISC2』という事なので、良く知らんが恐らくこれまでのリリースには入ってなかった初収録曲なんだろう。要するにこのパッケージを買わないと手に入らない内容。で、当然ファンはこれを買う。

さらにDVD2枚の内容はというと、1枚目はビデオクリップ集、2枚目はライブ映像。ビデオクリップ集はCD+DVDパッケージのDVDと同じなので、これじゃCD+DVDは誰も買わんな・・・と思いきや、ここにまた凝った仕掛けが。
CD+DVDパッケージのDVDには『Off Shot Movie(アルバムジャケット撮影+江ノ島ロケ)を追加収録。』しかもこれが重要、この収録トラックは「初回盤限定」(笑)
これは2CD+2DVDを買っても付いてこないので、ファンは当然ここで「2CD+2DVD」と「CD+DVD」の2種類のパッケージを買う、という気になる。

じゃぁCD単体はどうか?と見てみると、またまたここにも。
単体のCDの内容は13曲+「CD単体パッケージ限定」2曲に、DVD付きと同じボーナストラック1曲。この限定の2曲はCD単体を買わないと入っていないので、当然ファンはさらにこれも追加で買う。

すなわち、3種類のパッケージを全部買わなければ、今回の収録内容を全部見ることが出来ない仕組み。まぁジャニーズも時々使う手ではある。

ところがこれでは終わらない(^^;;;;)。3種類の各パッケージの説明文の最終行に、何とも恐ろしい記述が。

ジャケットサイズカード封入(5種からランダムで1枚)

「ランダムで」
って何とも露骨過ぎ(爆笑)。5種類揃うまで延々と複数枚数買い続けるファンが絶対出てくるはず。

全種類を揃えて、なおかつその「ジャケットサイズカード」を5種類全て揃えるまでに、一体いくらカネを使わせようというのか・・・

というわけで、もうどこまでカネを吸い取るつもりなのか、という感じで、しかも韓国から来ている、という事で、日本人(彼らのファン以外)にとっては、何だか彼らが日本を「金儲けの場所」としてしか考えてないのでは?なんていう、悪い印象を持たれてしまいそうである。

が、実は彼らにはそうせざるを得ない事情もある様で。
どうやら、彼らの母国韓国のCD市場の悲惨さは日本の比ではないらしいのである。下の記事。

冷え込む音楽業界、売上トップも20万枚に届かず(聯合ニュース・韓国 1/15)

年間売上No.1のアルバムが20万枚を切った、とのこと。こんなのを見ると、日本でCDが売れない、売れない、と騒いでいる状況が何だか可愛らしく見えてきてしまう(^^;;;;;;;;)。
何だかんだで、日本では今もミリオン売ったアルバムは毎年2,3枚は出て来てるし。昨年はエロエロとミスチル、そして今年も既に早くもEXILEとコブクロの2枚のアルバムがミリオンを突破している。(まぁシングル市場は悲惨だが)
向こうでは、もうアーティスト側が「CDはもう出さない」という流れに向いてしまっている様で、業界自体が傾いている、という見方すら出来そうな状況。

そんな中で彼らも何とか生き延びていこうと必死なんですよ。ファンじゃない人も、暖かい目で見てあげましょう。
別に彼らのCDやDVDを買って助けてあげよう、とは思わんが(爆)。

彼らのファンの人は、先日のネタの通り、まだまだ3月までシングルのリリースラッシュが続くので、今後も頑張って、危機的状況の韓国音楽業界に寄付してあげて下さい(核爆)

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