風向きを変えるキッカケ？

新潟の地震は相当ひどい様である。茨城にいて揺れを感じたときは、あぁいつもの太平洋側の小さい地震か、みたいに感じて何気なくTVを付けて驚いた。

しかしなぜこう原発のある場所にピンポイントで地震が来るのかねぇ。先日の能登の地震にしても。
オマケに、以前から騒がれている東海地震の震源地第1候補の御前崎近辺にも浜岡原子力発電所があるし。本当に起こったらこちらも原発のすぐそばになるわな。
本当にちゃんと安全な場所を選んで建ててるの？という疑念は（その業界にいる私としても）持たざるを得ないが。

で、被災者の方には若干失礼な話になるかも知れんが、これってひょっとして、参院選に向けて、安倍晋三の完全な逆風状態が変わるキッカケになるかも？という気がしてきた。
当然、今の不人気を挽回すべく、自民党としても現地の被災者へのサポートに必死に取り組む事になるだろう。政府が行わなければならない事は当然ある訳だし。
逆に、これは政府・与党にしか実施する権利は無く、与党が「やるべき事をやるだけで」支持率を回復させる、またとないチャンスが偶然にも転がってきた、という感じである。恐らく選挙前までに支持率はかなり変動しそうな気がする。
もちろん、政府が被災地への対応にモタモタしてさらに支持率を下げる、という可能性もあるにはあるが、少なくとも今回の件で支持率を回復出来るチャンスを持っているのは与党であって野党では無いと思う。

冗談で北朝鮮が何か仕掛けてくるんとちゃうか、などと書いたが、やっぱり何か大きい事が選挙前に起こりますなぁ。
自民党の悪運の強さと、民主党の運の無さ、みたいなのを今回の地震の件でも感じてしまった。