遅まきながら宝塚記念回顧
先ほどようやく帰国して、早速宝塚のビデオを見た。
久々の「超厳しい流れの消耗戦のG1」。斤量や展開の助けだけで勝ててきた様な馬の通用する流れではなし。前半ローエン玉砕逃げ(1000m57秒台)の後、道悪で上がり3F36秒9。メンバーが揃ってなおかつこういう展開、久々のG1らしいG1だった。
1着アドマイヤムーン・・・この展開で叩き合いを勝てるのだから強さは素直に認めるべき。もちろん海外から、というローテも良かった。岩田に替わって新たな馬の一面を見せられた、という感も。でも正直言って今がピークなんだろうな、という気はする。これ以上強くなる感じでもなさそう。今年の暮れこそは香港では勝ちたいところか。
2着メイショウサムソン・・・前を行く馬を全部掃除してくれる、という予想だったが実際掃除したのはカワプリだった。その分しまいに余力を持てて助かったかも。道悪も良かったしこの展開もむしろ向いた感じだが、ここでムーンに叩き負けるあたりは昨年の秋のちょい負け続きの雰囲気の再現?この馬の本質は本当に強い相手との真っ向勝負だと投げ出す、という所かも。
3着ポップロック・・・道悪はやはり合う。豊もうまく伸びる所を選んで差してきた。この馬のレースは十分出来ている。
4着アドマイヤフジ・・・実はカワプリとこの馬の2頭軸の3連複も買っていたが(苦笑)。前走先行差され負け後今回は距離短縮で差しに回す、という福永の騎乗はもうこちらの希望通りでパーフェクト。でもちょっと内突いた分馬場のせいで最後伸びなかったかな。外回していれば3着は十分あったと思う。そこがまだ豊と福永の差かな。
5着ファストタテヤマ・・・まぁこういう馬である(w。しかしローエンも含めて、この世代は長持ちしている馬が多いなぁ。
6着カワカミプリンセス・・・幸四郎も「漢」やなぁ(ww。今回の最後の直線あまりに厳しい展開を作り上げたのがこの馬である事は間違い無し。今回差しに回して全く伸びない、というレースだと「もう終わったかな」ということだったと思うが、馬が終わっていない事だけは十分証明出来た。最後交わされてもそれなりに粘っているし、この内容なら少なくとも今年のエリザベス女王杯はただもらいだと思う。
8着ウオッカ・・・51kgだからさすがに押さえざるを得なかったが、やはり結果的には今回1番人気で買うべきではなかった。古馬陣営が本当に今回の様な消耗戦の流れを作るとさすがに通用しなかったか、というところ。そもそも、このローテで勝てるのなら桜花賞あんな負け方はしていないはず。
11着コスモバルク・・・控える競馬でこんな流れではもはや走れないのが現状。やっぱりかつての闘争心がかなり落ちている。
7着に来たインティライミも含めて、お情けで(笑)買ったバルク以外、買った馬がほぼ上位に来てくれたので、馬券は外れたけどそれなりに満足。
トータルとしての感想は、こんな流れならもしドリパスが出られていたら間違いなく勝っていただろうな、というところ。
夏競馬は面白そうなレースだけ予想します。
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